すみやまのご神木

樹 種 ミズナラ
所在地 士幌町
所有者 国有林
幹周り 7m50cm
樹 高  21m
枝張り 35m
樹 勢  中
樹齢 800年(推定)

このミズナラの大木は、戦時中ガソリンの代用として、この地で木炭が盛んに生産された頃、山の神が宿る木として畏敬された。 周辺には作業員の宿舎が建ち、炭焼きがまが十数器も築造され、製炭村が出現した。
密生する直径1メートル以上の大木が次々と切り倒されて炭として焼かれたが、この三つまたの大木だけは、作業員達が手をふれなかった。
毎年、12月と1月の12日にはこの木の前に鳥居を造り、お神酒を供え山仕事の安全を祈ったという。
あれほど密生していた樹林はすっかり切り倒され、その後、営林署によりカラ松が植林されたが、神の木だけはまた生き残った。当時を知る古老は 「年寄たちから、あの木だけは切るな、刃物は立てるな」と固く戒められたという。


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すみやまのご神木



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すみやまのご神木
指 定  
指定年月日  
所在地 北海道河東郡士幌町字音更338-2
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★☆☆  下車徒歩5分ほど
撮影日 2008年6月12日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周     7.50m   5.55m
樹  高       21m   21.5m
樹  齢      800年   
実測詳細 地上1.3m地点を計測 

北海道最大クラスのミズナラということで、期待しての訪問であったが、残念ながら昨年に幹が折れてしまったそうである。
途中でミズナラの所在を聞いた際のおじさんの反応も、「もうあの木は折れてしまったから写真撮るにはあずましくないべさ・・・」というものだった。
実際に幹はまっぷたつに割れており、解説板にある大きさはもう既に無く、5mを上回る程度の大きさになっていた。
周辺の森がすべて伐採されたにもかかわらず、この木だけが残ったのは三本に分かれていたからだという。
これは2007年に青森で確認されたブナにも当てはまり、北国の木樵の間では、三本に分かれている木は神が宿るとされているようだ。
折れてはしまったが、未だに山の神として威厳は保っている。

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