羊蹄山麓京極町の中心部より、名水百選の吹き出し公園に向かう途中にある、北海道でも有数のハルニレの巨木である。
訪問時は夕暮れも近い曇天の日であったが、撮影をしているうちに陽が射し、見事な夕映えの景色となった。
ハルニレは枝や幹に損傷などほとんど無い状態で立っており、唯一根元付近に大きな空洞を開いている。
ハルニレ周辺は、ちょうど町並みがとぎれるあたりに位置し、北側はワッカタサップ川まで原野が広がっている状態だ。
言い伝えによると、明治30年ころ京極農場の開拓を行うための拠点となった場所で、当時の事務所跡に残る大木であるという。
ハルニレやイチイに出会うといつも思うことであるが、「何故にこんな寒い地を好むの?」と問いかけたくなるのが常だ。