滝川市方面から国道38号線を釧路方面に向かい、浦幌の市街地を抜け上厚内トンネルを抜けると左手に梢の枯れた巨木が見えてくる。ちょうど車はスピードが乗る地点で、ほとんどのドライバーはその存在に気づくことも無いであろうか。
ハルニレは国道から一段下の原野に生育しており、落雷の影響であろうか梢は枯死してしまっている。かつてはこの原野一面、ミズナラやハルニレの原生林だったのであろうか。なにかの理由で、一番太いハルニレが残されたのであろうか。
ハルニレに近づくにもブッシュが邪魔して簡単には到達できない。しかし、樹冠の下に潜り込み上を仰ぐと、枝葉の繁茂は想像以上に良好であり、まだまだ元気であると確認できる。
実際の大きさは実測値のとおりで、北海道では最大、全国でも第2位のハルニレである。檜山の「小森のハルニレ」と甲乙つけがたい存在であるが、樹形や雄大さでは一歩引けを取るようだ。
近くを国道が通るという不運に見舞われてしまったが、これからも元気な姿を保っていて貰いたいものだ。