大学を出るまで札幌に住んでいたのだが、当別町にもよく遊びに行ったものだった。その頃は巨木に興味など当然無く、こんな素晴らしい樹があるなんて想像だにしていなかった。
札幌から内地(笑)に出てきてから19年後のこと。
北海道の巨樹を巡りに当別町に足を踏み入れた。もちろんオンコの木(北海道、東北での呼び名)を見に来たのだ。
その木は当別の北部、厚田に抜ける道沿いにあった。
イチイの古木のイメージを払拭するような、衝撃の対面であったのを今でも思い出す。
1000年を超える古木が、こんなツヤツヤとした樹皮を保ち、枝葉も緑濃く繁茂し、樹高も高い。
本州にもイチイはあるが、やはり北海道のイチイには敵わないようだ。生育条件が厳しい北海道に分があるようだ。
寒冷地を好むオンコの面目躍如といったところであろうか。
4時間ほど撮影をしていたのだが、訪問者は皆無。
このイチイのお陰で、とても良い時間を過ごさせてもらえた。
イチイの周囲は、草も綺麗に刈られ大切に守られていることを実感できるであろう。l