全身乳だらけの特異な姿である。枝も下を向いているものが多く、全国にも数多い「逆さイチョウ」の名前が付きそうな樹形でもある。
昭和初期に撮影された写真のイメージで訪れたのだが、成長力が旺盛で当時の姿とは違った姿で出迎えてくれた。
資料によると、幹周りが10メートルにも迫らんとする大きさとなっているが、実際に出会ってみると意外なほどコンパクトな印象であり、かつての乳の多さも成長により多少緩和されたようである。
しかし、50年ほど経過しただけで樹姿が変わってしまうイチョウの成長力とは、驚異の一言だ。
西日本においては、もっとも好きな銀杏の一本である。
※1 環境省資料による