天然記念物 熊野の大トチ

指定年月日 昭和33年2月6日
所在地 広島県比婆郡西城町大字熊野字大畑630番地
指定理由 天然記念物植物の部第1(巨樹)による

説明
トチノキはパリの並木として有名なマロニエに近い木である。日本特産で北海道南部から九州北部まで分布する。湿度が高く水はけの良い土地を好むので山地河岸や 低地などに多い。初夏のころ美しい花のふさが上向きになって咲く。 秋熟すクリに似た実は食べられる。このトチノキは根回り周囲12.2m樹高30mで根元から2本の巨幹に分かれている二本で最大の巨樹である。

保存上注意すべきこと
(1)根元の周囲をふみかためぬこと
(2)枝や葉を折らぬこと
文化財保護委員会

広島県の巨樹 全国の巨樹 トチノキ一覧 中国四国のトチノキ 樹種別一覧 HOME 森の巨人100選

熊野の大トチ



熊野の大トチ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1958年2月6日 
所在地 広島県比婆郡西条町熊野字大畑630
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 2本の合体木   
お勧め度 ★★☆☆
到達難易度 ★  下車後2〜3分
撮影日 2002年4月17日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周    7.1m   12.2m   7.56m
樹  高     26m     30m     30m
樹  齢      不明       推定500年
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

トチノキでは数少ない国指定の天然記念物の一本。
2本の木が互いに癒着した、いわゆる合体木である。
太い方の幹周りが7m強で、とりわけ巨大なわけではないが、2本が癒着して成長しているため迫力はかなりのものと言えそうだ。根元にはぽっかりと空洞の入り口があり、人一人がやっと通り抜けられるほどの小さなウロだ。しかし急斜面に生えているため、中に入って見ると想像とは裏腹の面積にびっくりさせられることだろう。この空洞は幹の中の空洞ではなく、完全に根の部分にあたるため広大な面積を有しているのだ。

 熊野の地名でもお分かりと思うが、古来より伝説の多い地であり、近くの比婆山には有名な古墳もある。この木は神話時代の出来事を見てきた唯一の生き証人ということになるのかも知れない。


広島県一覧全国一覧HOME |