赤城神社境内、拝殿と本殿の間に位置し、一般の参詣客はスギの根元に行く事は敵わず、木柵外からその姿を眺めることとなる。
スギの樹皮南側は綺麗なスギの樹皮もあらわであるが、北側の樹皮は一面苔に覆われ、綺麗な緑で覆われている。
三本共に樹勢は良さそうで、亭々と天を突き刺すように梢を伸ばす爽快な樹形を保っている。
解説板にある樹高60mは少々オーバーで、環境省の調査値である40mあたりが妥当な線であろうと思われる。
根元を埋めてしまった痕跡も認められ、本来であるならば7mほどの幹周を持つものと思われる。
解説板の伝承が本当であるならば、約1100年ほどの樹齢を持つことになりそうであるが、実際には5〜600年程度の樹齢と見た。
拝殿の西側手前には赤城神社湧水が湧き出ており、多くの人でいつも賑わっている。確かに火山山麓に湧き出る湧水は名水の中でも水質に優れたものが多いことは確かだが、ちょっとばかり騒ぎ過ぎなような気もしないでもない。ひとくち喉を潤そうと思ったが、水にありつけるまでには数分かかりそうであったのには苦笑するしかなかった。
たわら杉から東へ延びる歩道があり、櫃石経由で赤城山山頂まで通ずる登山道の始まりでもある。この道を5分ほど行くと「三夜澤のブナ」に辿り着く。すぐ近くなので立ち寄ってみるとよいだろう。