草木ダムの東方にある黒坂石地区。ここには管理釣り場 シャロムの森がある。天然イワナ、ヤマメの毛ばり専用の群馬の管理釣り場で、その広大さは全国にも例がないほどの大規模なもの。
養殖物は一切無く、完全に天然のイワナを狙うための釣り場でもある。
ここに大きなカツラがあると情報を得て、ゴールデンウイークのまっただ中にお邪魔させていただいた。
釣り場入り口の管理棟裏からいきなりの登山となり、沢沿いの気持ちの良い山道を登ることとなる。
最後の15分ほどはまったく道が付いておらず、ズルズルと滑りながら沢を詰める。想像以上に幅のある源頭部に到着すると、谷底の中心にまるで森の主であるかのような、壮大な樹形のカツラが待ちかまえていた。
3本の主幹からなっていたようだが、1本は最近折れたとのことで残骸がそのままとなっている。樹勢にはまったく影響していないようで、樹高も素晴らしく高く40mは遙かに超えていそうな勢いだ。
急傾斜地にあるため写真撮影もなかなか困難で、立っているだけで体力を消耗しそうなところ。
関東では埼玉の金蔵沢にあるカツラに次ぐ大きさであることを確認し、シャロムの森の管理人でもある小森谷氏に承諾を得て、環境省のデータベースに登録することの了承を得た。
巨木好きのみならず、釣り好きの方や軽い山歩きが好きな方には絶好の場所でもあろう。
秋の紅葉シーズンには再び訪れたいものだ。