泉龍寺のコウヤマキ

県指定天然記念物(昭和二十九年三月二十日村指定)

この地には古くは草庵があったと言われている。
当寺は、字関田にあった龍海山泉照寺(真言宗=高野山)を移築、曹洞宗に改宗し現在に至る。
寺伝によれば、建久年中源頼朝が浅間山麓まき狩りに来た際に常磐の塔墓参りの折り泉龍寺に休息し裏庭に自ら植えたといわれている。
・樹 齢  約八〇〇年
・目通り  六.三m
・目元廻り 一三.八m
・樹 高  二九.五m

日本一といわれている愛知県の国指定文化財甘泉寺の高野槙に勝るとも劣らない巨木である。

コウヤマキ(高野槙)
高野山に多く自生し日本特産で杉科の常緑高木、木曽より西に広く自生、材は桶、船材、橋梁材として優れ、樹皮は「まいはだ」と称し水槽、船などの隙間をふさぐのに用いる。

平成十七年三月
高山村教育委員会

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泉龍寺のコウヤマキ



泉龍寺のコウヤマキ
指 定 群馬指定天然記念物
指定年月日 1954年3月30日 
所在地 群馬県吾妻郡高山村尻高1935
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 3本の合体木か  
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2007年8月29日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周    6.4m    6.3m   6.48m
樹  高     30m   29.5m     34m
樹  齢   300年以上    800年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

泉龍寺は高山村にある曹洞宗の寺院。
本堂の裏手の日本庭園の中に毅然とした姿で立っている。
コウヤマキ独特の樹皮の美しさが最大の特徴で、坂の中程に成長しているため根元の発達も素晴らしく、カヤの根元を連想させるようだ。その色合いも実に見事で、自然の色遣いの妙に感心させられるだろうか。
手許にある自分の資料によると、全国で4番目の大きさを誇るコウヤマキではあるが、3本が合体して成長したもののように見られる。解説板にもあるとおり、甘泉寺にあるコウヤマキと比較しても、まったく遜色のない素晴らしいコウヤマキである。
寺伝によれば、建久4(1193)年、源頼朝が浅間の巻狩りの途中、この寺で休憩し、裏庭に頼朝自らお手植えしたものだという。


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