泉龍寺は高山村にある曹洞宗の寺院。
本堂の裏手の日本庭園の中に毅然とした姿で立っている。
コウヤマキ独特の樹皮の美しさが最大の特徴で、坂の中程に成長しているため根元の発達も素晴らしく、カヤの根元を連想させるようだ。その色合いも実に見事で、自然の色遣いの妙に感心させられるだろうか。
手許にある自分の資料によると、全国で4番目の大きさを誇るコウヤマキではあるが、3本が合体して成長したもののように見られる。解説板にもあるとおり、甘泉寺にあるコウヤマキと比較しても、まったく遜色のない素晴らしいコウヤマキである。
寺伝によれば、建久4(1193)年、源頼朝が浅間の巻狩りの途中、この寺で休憩し、裏庭に頼朝自らお手植えしたものだという。