市指定天然記念物
三夜澤のブナ

昭和五十五年四月指定

場 所 群馬県勢多郡宮城村大字三夜澤三六五番地
標 高 五六五メートル
樹 齢 三〇〇年(推定)

 この三夜澤のブナは、周囲(目通り)約三、四メートル・樹高は約二〇メートルである。
幹の表面には、コブ状の隆起が多く見られ、主幹は南東方向にやや傾斜して伸び、地上約二、八メートル付近で二分岐し、さらに 約四メートルのところで三分岐している。
 又第一枝は地上約二、四メートルの位置で北側に延びている。
 ブナは、冷温帯林を代表する樹種でブナ科の落葉高木で、標高六〇〇〜一五〇〇メートルの比較的標高の高い所に群生するため、標高の低い この地に巨樹があるのは、大変貴重なものと言える。
 周りを杉林に囲まれながらも巨樹へ成長したこのブナは、この地が長い歴史をもち、広い地域から篤い信仰を集める三夜澤神社に隣接し、 古くから信仰の対象として、周辺の人々から大切にされてきたことを物語っている。

平成一四年三月

前橋市教育委員会


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三夜澤のブナ




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三夜澤のブナ
指 定 前橋市指定天然記念物
指定年月日 1980年4月1日 
所在地 群馬県前橋市三夜沢町364−1
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★★☆☆☆  下車後徒歩10分
撮影日 2009年9月10日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   3.50m    3.4m   3.89m
樹  高     20m     20m     17m
樹  齢  300年以上    300年   
実測詳細 地上より高さ1.3m地点を計測 

赤城山南麓、旧宮城村の赤城神社近くの山林に生長するブナの巨木である。
ブナと聞くと深い山の中にある木と想像されがちだが、このブナは比較的簡単に訪問することができ、また東京からも近いという、貴重な存在とも言えるブナである。
全国的に見るとそう巨大なブナという訳ではないのだが、初めてブナを見る方にとっては秀悦な部類であろうと思われる。
周囲は完全にスギの植林に覆われているが、保護の為なのであろうがブナの周囲だけポッカリと空間が空いており、あまりにも日の光を浴びすぎのように感じる。
東側に延びた枝は完全に枯れてしまっている様子で、強い陽射しが原因なのかも知れない。
根元部分の主幹にまで直接陽があたり、ブナの人気の源でもある独特の白い木肌に緑色をした地衣類が着生している姿は、残念ながらこの木ではほとんど見られない。
全身が相当に日焼けしているようで、全体的に木肌が黒っぽい珍しいブナであろうか。
幹は少々傾いて生長しており、山側の幹はねじれるような姿で巨体を支え続けており、このブナの最大の見どころだ。
赤城神社の俵杉付近より遊歩道が整備されており、徒歩約5分ほどで出会うことができる。赤城山方面へ行かれた際には、ちょっと立ち寄ってみるのも良いだろう。


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