三国街道の新田宿、その宿のど真ん中に当たる場所に立っていたケヤキである。
ケヤキから20mほど離れたところにも、クワの大木が立っているが、かつては中山城跡の入り口にこれら2本がそびえ、門の役割を果たしていたのだといわれる。ケヤキにばかり目が行ってしまうが、このクワもかなりの大木であり、天然記念物クラスと断言しても良いであろう。
訪問時は家主の方がおられ、快く案内していただいた。
かつては大空洞があったそうだが、樹勢が勝り、現在ではほとんどが塞がってしまった。昭和の初期には、その洞が子供たちの格好の遊び場となっていたそうである。
かつては多くの人びとが行き来する街道沿いであったが、現在ではバイパスができたせいもあり、静かな環境となっている。