神の御杖杉の由来

この大杉は、応和元年(九六一)に紀州(和歌山県)熊野の比丘尼俊応が当地を訪れた夜の宿を頼み夢の告げによって小庵を結び、近くに滝の権現をまつったのが 熊野神社のはじまりだという。
 袂に入れて来た小石が成長して弥勒石となり、土中にさした枝が成長してお杖杉となったといわれる。
昭和九年国の天然記念物に指定されなんと枝が下向きに伸びているのが特徴である。
 周囲約九.五メートル、樹令は約一〇〇〇年とされている。

美並村
美並村教育委員会

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神の御杖杉



神の御杖杉
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1934年5月1日 
所在地 岐阜県郡上郡美並村山田字杉原、熊野神社境内
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2003年9月20日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   7.13m    9.5m  10.02m
樹  高     33m          38m
樹  齢   300年以上   1000年   
実測詳細 地上1m付近を計測 

岐阜県中央部の美並村にある大スギである。
根元から2株に分かれており、幹周の計測方法が難しい状態である。根元に近い部分で、枝分かれする基部あたりを計った数値が10.02mであるが、主幹のみを枝分かれした上部部分を測ると7.55mとの結果を得た。
主幹の太さだけで言うなら、約8mクラスのスギと言うことになるだろう。
根元付近は苔生しており、いかにも古木といった感じに包まれるが、樹勢はまことに旺盛で、全景写真をご覧いただければ分かるように、素晴らしい勢いで成長している状態である。
富山へ抜ける国道156号線と、これと並行するように走る国道41号線は、富山平野にいたるまで巨木のオンパレードで、非常に濃密な時間を過ごすことができる巨樹銀座のようである。


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