国指定天然記念物 治郎兵衛のイチイ

国指定  平成六年一月二十五日
所有者  鈴木治幸

このイチイは 推定樹齢二千年以上といわれ枝張りは十三メートルにおよび その胸高での幹周りは七.九五メートル  樹高は十五メートルの巨樹で 昭和六十三年度環境庁の巨樹巨木調査イチイの部で日本一に認定された。
 鈴木家では この地方の風習に従って墓標として先祖代々守り育てられ 屋号を治郎兵衛と称したことから 治郎兵衛のイチイと呼ばれている。

”すばらしい文化財を みんなで守ろう”

平成十年三月
荘川村
荘川村教育委員会
 

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治郎兵衛のイチイ




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治郎兵衛のイチイ
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1994年1月25日 
所在地 岐阜県高山市荘川町惣則前畑
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2005年10月29日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   7.95m   7.95m   6.79m
樹  高     15m     15m   18.5m
樹  齢  伝承1000年    2000年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

環境省調査のデータによると日本一のイチイとなっており、1994年には国の記念物指定まで登り詰めた。
実際に出会うと、そのこぢんまりとした姿はかわいらしく感じるのであった。
環境省の定める地上1.3mでの太さは、実測によると6.79m。しかし根元部分はより細く5.4mしかないのだ。1.3mまでの間で最も細い部分を測るのがスジだろうと私は考えているので、本来であればこの5.4mをこの木の太さとして捉えたいところだ。
実際のところ、北海道にある黄金水松や祖神の松などと比較するのは可哀想な気がしてくる。あまりにもイチイとしての規模が違いすぎるのである。
治郎兵衛のイチイには辛辣なことを書かせていただいたが、これが私のいつわざる心境である。
しかし、こと本州に限って言わせていただければ、やはり第一級のイチイであることに変わりはなく、樹勢もきわめて旺盛で非の打ち所がないイチイである。
本州中部にある他のイチイと同じく、やはりこの木も墓標として植えられているようである。
かつては長閑な畑の真ん中にポツンと立っている印象であったが、近年高速道が近くを通過することとなり、かつてほどの安らぎを得られる地ではなくなったようだ。
イチイの巨樹の中ではもっとも健全な部類であり、これからさらに長寿を全うして貰いたいところである。


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