かつては白山信仰登山の入り口であった石徹白。
現在では石徹白口から白山を目指す登山客はめっきり少なくなってしまったが、現在でもかつての信仰登山の雰囲気を味わうべくこの登山口から登る方も少なからずいるようだ。
本殿周囲には140本余りのスギが社殿を囲んで林立しており、太いものでは目通り10m以上のものも多数残っており、ちょっとした巨樹の森を形成している。
環境省調査では6.92mのものが最大となっているが、とんでもない間違いである。
まず神域に一歩足を踏み入れると、神社独特の神聖で荘厳な雰囲気に包まれる。なんという緊張感だ・・・・
この小さな集落に何故これまでの神社が・・・・という雰囲気なのだ。
全国各地に白山神社は数多い。全部で2716社存在するとされるが、鶴来町にある総本社白山比盗_社をさしおいて、その神聖な雰囲気は総本社をも圧倒する迫力である。
いや、すべての神社をもってしても、ここまで神聖な雰囲気の神社はそうあるものではないだろう。
それもそのはず、歴史を紐解いてみると、石徹白という土地は昔から村民一同が苗氏帯刀を許されており、江戸幕藩体制下ではこの地は天領であったとされ、いかにこの地が重要であるかが理解できるのだ。
神社裏手の森もブナの原生林として指定されており、中腹には中居神社最大の「浄安杉」が鎮座している。