熱塩加納村文化財
温泉神社の大杉

温泉神社拝殿前にそびえるこの杉は自然生の杉で、目通り周囲6.5メートル・樹高約25メートル位あり樹齢一千年とも言われているが定かでない。
 元は、この杉の根元に草創の年代は不明ではあるが、山の神である大山祇神を祀る山神社の小石宮がありその御神木といわれ、旅人の崇敬を受けてきた由緒あるものである。
この杉は永年の風雪に耐え生きつづけてきたが大正9年(1920)4月17日の温泉大火による飛び火によって外皮の一部が焼損しているが、樹勢はまだまだ旺盛である。
 この御神木は、本村樹木の中において最も古くから最大であり信仰とまた植物生態学からも貴重な存在である。
現在、杉は本村の象徴の一つであり「村の木」に指定されている。

昭和58年3月19日 指定第一号
熱塩加納村教育委員会
 

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温泉神社の大杉





温泉神社の大杉
指 定 喜多方市指定天然記念物
指定年月日 1983年3月19日 
所在地 福島県喜多方市熱塩加納町熱塩
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項    
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ★★  下車後徒歩10分ほど
撮影日 2006年10月14日
 環境省値  解説板値 実測値
幹  周        6.5m   7.04m
樹  高          25m     30m
樹  齢      1000年   
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

かつてはひなびた温泉街だったのだろうが、大峠の新道が部分開通した影響で温泉客が増えたのであろうか、温泉街を闊歩すると活気ある温泉街であることが分かる。
この熱塩温泉街の中心部より山手に入る小道があり、その先には温泉の守り神でもある、その名も温泉神社に辿り着く。
息を切らし坂を登りきると、そこには素晴らしいスギの巨樹が出迎えてくれる。
坂を登った苦労など、すっかり忘れてしまうほどの迫力である。
根のうねり具合や枝の出方など、すべて絶妙なバランスで成り立っており、私はそれこそ時間の経つのも忘れ、シャッターを押し続けるのに集中してしまっていた。
東側の枝からはスギとしては珍しく乳が垂れ下がり、寒冷地のスギであることを教えてくれている。

特別巨大なスギではないが、紛れもなくスギの名木の範疇の一本であろう。熱塩温泉に宿泊したのなら、ちょっと早起きしてこのスギに会いに行くといい。その価値は十二分にあるだろう
私の中では、忘れがたいスギとなった。



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