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八幡のケヤキ




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八幡のケヤキ
指 定 下郷町指定天然記念物
指定年月日 1993年5月21日 
所在地 福島県南会津郡下郷町中山字中平18
解説板 あり   
樹勢等 良好
特記事項 かなり傾く  
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2017年7月20日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 12.00m 12.00m 11.38m
樹  高 36m 36m 22.5m
樹  齢 伝承1000年 950年   
実測詳細  

伝承では1200年とも云われる大ケヤキ。旧会津西街道沿いに位置し、あと1里ほどで大内宿に着く手前の集落に根を張っている。
猪苗代町にある天子のケヤキが福島県最大のケヤキとされているが、ほとんど空洞を取り囲む樹皮だけの状態であり、実質的にはこちらが福島県最大のケヤキといってもよいのであろう。
八幡太郎義家のお手植えとされているが、そうなると伝承1200年はつじつまが合わなくなり、解説板にある950年が近い値となる。
実際に見ると、さらに若そうな感じで700年ほどのケヤキであろうと思われる。道路の工事の影響か、庭の整地の為かは分からないが、根元部分がかなり埋められたように見えている。
かつては傾斜地状の場所で根が高く露出していたであろうと思われ、斜めに生長しているのもそれで説明が付くだろう。
樹下にはかつての会津西街道をなぞって通された県道131号線が通っており、すぐ近くまでアスファルトが迫っており影響が懸念されるところ。
しかし絶対的な交通量が少ないこともあり、新道や排気ガスの影響は軽微で済んでいそうである。
樹冠は広く張り出しており県道を覆い、さらに反対側の路側帯の先まで伸びるほど樹勢は旺盛である。
幹の内部は、ほぼ空洞になっているものと思われるが、表面に空洞の開口部などは見られないほど健全な姿で、幹周が10mを超えるようなケヤキで、開口部が見られない個体は大変珍しく、いかにこの地がケヤキの生育に適した環境であるのかを教えてくれているようだ。
これだけの大きさを誇るケヤキであるが、ほとんど見学者も無く周辺は長閑である。ほとんどの車が大内宿を見に行くために、素通りしていくのが現状である。


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