福島県指定天然記念物
大悲山の大スギ

            昭和三十年二月四日指定
           所在地 相馬郡小高町泉沢
           所有者 慈 徳 寺

   史跡「薬師堂石仏」の庭先石段そばにある大樹で、根元は石段設置の際に埋められているが、目通り幹周り八・六メートル、 高さ約四五メートルである。
 地上約三メートル余りのところから支枝数本に分かれ、樹勢がよく、うっそうと繁茂していることでは県内有数である。
 なお、薬師堂石仏は藤原時代のもので、二メートルを超す大きな半肉彫りの座像を中心に、立像・線彫りなど一〇余体がきざまれている。 損傷してはいるが、光背などに彩色が残っており、この時代のものとしては東北唯一の磨崖仏である。

        福島県教育委員会

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大悲山の大スギ




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大悲山の大スギ
指 定 福島県指定天然記念物
指定年月日 1955年2月4日 
所在地 福島県南相馬市小高区泉沢字薬師前
解説板 あり     詳細を見る 
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2012年6月28日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   7.80m   8.60m   8.15m
樹  高     45m     45m   42.5m
樹  齢    1000年       
実測詳細 地上1.3m部分を計測

福島県浜通り、出張などや東北の帰りなどに何度となく通るのですが、実際に巨木を見に出かけたのは久々でした。
計算すると、実に22年ぶりの訪問なのでした。
原発事故があったから・・・・そんな理由も少々ありますが、なんと皮肉なことでしょう。 
 福島第一原発からは直線で約12km、周辺の実測した線量は0.5μ㏜で、ただちに影響は無い・・・のでしょうか・・・・・
小高地区の立ち入り禁止規制は解除されましたが、住む方はごく一部となってしまうのはやむを得ないところでしょう。
 大悲山の大スギは、22年前に訪問した際と何ら変わらぬ元気な姿で出迎えてくれましたが、原発事故以来一年以上、ほとんど誰も訪れることの無くなった薬師堂は、かなり荒れ放題の状況となっておりました。
 主幹の途中から大量に横枝が出ている様がこの大スギの最大の特徴で、ヘビがとぐろを巻くようなうねった迫力満点の樹形は今も健在。誰も来ないシチュエーションと相まって、つい長居をして半日ほどここで過ごしてしまいました。
同じ小高地区の「行津の大スギ」に幹の太さではわずかに劣っていますが、その迫力や樹形などは圧倒的で、浜通りではもちろん、東北全体を見渡しても、ここまでの名木は数少ないでしょう。


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