福島県指定天然記念物
大仏のケヤキ

昭和三十九年三月二十四日指定
所在地 郡山市湖南町中野字堰内二、四八八番地
所有者 東 光 寺
 根まわり  十六・八メートル
 目通り幹囲  九・六メートル
 樹  高   三十一メートル

 本樹は東光寺の境内にあり、東光寺の大仏にちなみ「大仏のケヤキ」と称され、この辺りでは古来、有数のケヤキの巨木として知られている。 枯枝がいく分見られるが、かつては青葉の頃になると遠くから森のように見えたという。県内にはケヤキの巨木は少なくないが、会津若松市「高瀬の大木」 (ケヤキ、国指定天然記念物)に次ぐ巨木である。
 東光寺本堂には、通称「中地の大仏」といわれる「木造阿弥陀如来座像」(昭和三十年県指定重要文化財)が安置されている。 

        福島県教育委員会

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大仏のケヤキ





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大仏のケヤキ
指 定 福島県指定天然記念物
指定年月日 1964年3月24日 
所在地 福島県郡山市湖南町堰内
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 枯死寸前か・・・
特記事項   
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ☆☆☆     下車後すぐ
撮影日 2012年6月30日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   9.70m   9.60m   9.29m
樹  高     21m     31m   20.5m
樹  齢  300年以上       
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

猪苗代湖の南岸、旧湖南村中野にあるケヤキの巨樹です。
猪苗代湖まで郡山市内だとは知りませんでした・・・・
訪問するまで「大仏」の名称が気になっておりましたが、現地に到着して納得。
ケヤキのある場所は東光寺の境内で、ここには中地の大仏と呼ばれる、木造では東北最大となる大仏さんがおわしたから付けられた名称なのでしょう。
さて、そのケヤキですが、どうも樹勢が芳しくありません。
写真でもお分かりの通り、ほとんど葉が付いていない状態で、おまけに付いている葉の大きさが非常に小さいのです。
数年前に見た長野県の「霊泉寺のケヤキ」と全く同じ状況と言っても良いでしょう。
霊泉寺のケヤキは、その状態を見た2年後には根元から、それこそ根こそぎ倒壊してしまいました。
大仏のケヤキは根元をダートではありますが道が通り、かなり踏み固められた状態のようです。
大枝の折損も相次いでいるとのことですから、是非とも樹木医による診断を受け、樹勢回復に努めていただきたい状況と言わざるを得ません。
福島第一原発の事故で、こちらにまで予算が付かない状況なのは分かりますが、何とかならないものでしょうか。
 境内には郡山市指定のケヤキ、エノキの巨樹もあり、道を挟んで中野小学校の廃校跡が眺められ、あっけらかんとした開放的で長閑な気分に浸れる場所です。
昭和の時代には、この地も活気を帯びて人々が闊歩していたのでしょうか・・・隔世の感があります。


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