県指定天然記念物

鈍土羅の樟

昭和二八年一二月三日指定
八女市大字馬場 熊野神社境内

熊野神社境内に茂る大クスであり、その規模は、胸高周囲一五.二メートル、根回り三一.二メートル、樹高三〇.二メートルである。 昭和四三年の風水害により大枝が一本たおれ、ややその規模が小さくなったことは惜しまれるが、その後樹勢をもりかえしている。
伝説によると、往古熊襲反逆のおり、朝命を奉じ、討伐に従軍戦没した将士を葬った所で、墳墓の標識として植栽されたものであるとされ、 俗に七つ塚と称せられているものの一つである。大正の初めにこのクスノキの根元を掘った時に、内部に朱をほどこした石棺と土器数片が出たと伝えられている。

昭和五七年九月
八女市教育委員会
 

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鈍土羅の樟



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鈍土羅の樟
指 定 福岡県指定天然記念物
指定年月日 1953年1月23日 
所在地 福岡県八女市大字馬場本町282
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★☆☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2006年12月29日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   14.1m   15.2m   13.3m
樹  高     30m   30.2m     27m
樹  齢  300年以上       
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

1992年に訪問してから、実に約15年ぶりの訪問であった。
久しぶりにあった印象は、えっ、こんなに痛んでいたっけ?
道路側から見ると、かつて台風で折れた枝の傷跡が正面に見えるからなのであった。
裏側に回ると健全な印象で、少々安心はしたのであるが。
町中にあり、お世辞にも良い環境とは言い難いが、したたかに生きている印象が強い。
よくよく眺めると、結構端正な樹形をしていることに気がつくが、如何せん冬の日差しでは写真もうまく撮れない。
街道沿い、住宅街のど真ん中にあるためか、木の周辺はごちゃついており整備が行き届いているとは言えない状態のように見えた。
これが草原の中に一本立っていたなら、相当見栄えのするクスであろうに。


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