宮崎村指定天然記念物
大かつら(螢ヶ宮)


■樹   種   カツラ(カツラ科)
■幹 周 り   9.8メートル(地上1.3メートル)
■根 回 り   10.7メートル
■樹   高   約30メートル
■樹   齢   約600年
■指定年月日  昭和51年11月3日

地上2メートル程のところより同じような大きさの幹が八本伸びている。幹の先端が一部枯死している部分もあるが、樹勢はよい。 大野市下内波白山神社や今庄町夜叉ヶ池登山道のカツラに比べて根元からの萌芽は少なくて細い。幹には不規則な幹周りをした周囲1メートルと 1.8メートルのフジが巻き上がっていて、春には見事な青紫色の花を付ける。さらに幹周り1メートルのケヤキも1本斜上している。カツラは雄雌異種 (雌花だけを着ける木と、雄花だけを着ける木)でこの木は雄株である。
カツラの木そのものが神で、20メートル四方ほどの境内には小さな祠はあるが螢が宮の社殿ではなく、自然水を神として信仰した古代の名残りと見られる珍しい存在である。
 

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螢ヶ宮の大カツラ





螢ヶ宮の大カツラ
指 定 宮崎村指定天然記念物
指定年月日 1976年1月13日 
所在地 福井県丹生郡宮崎村八田
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 雄株 
お勧め度 ★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2002年3月26日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   10.0m    9.8m    9.6m
樹  高     35m     30m     25m
樹  齢   200-299年     600年   推定600年
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

武生市から国道365号線を宮崎方面へ。八田トンネルを過ぎしばらく行くと左手に大きなカツラの樹冠が見えてくる。これが蛍ヶ宮の大カツラだ。
その昔、この地に住んでいた蛍たちが、武生の町まで行商に行って戻ってくる人々に対して悪戯をし、怒った人々が蛍たちを封印した場所がこの地だそうだ。
根元には今も蛍を封印した祠が残る。
訪問時はちょうど芽吹きのシーズンで、雄花が満開だった。
樹全体が真っ赤に染まっており、見事の一言でカツラの違った一面を見せてもらった。
何といってもその名前に惚れ込んでしまった。これほどまでにロマンチックな名前の付いた樹は他にあるだろうか?



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