宇和島は今まで訪問できていない地だったので、出会うのがとても楽しみにしていたイチョウの一本。
三島拝高神社は宇和島市の南部、旧津島町にある神社で、すぐに所在も分かった。宿毛へ抜ける県道4号線の旧道沿いにあり、想像以上に立派な神社であったことは驚かされたが、由来などを調べると拝高の名称と共に、興味を引かれそうな神社である。
イチョウは本殿左手に焼けただれた姿で立っており、辺り一面焦げ臭い臭いが充満している。
ちょうど正月と言うこともあり次々と初詣客がやってくるが、イチョウの焼け跡のことを聞くと、一昨日に火災にあったというのだ!
確かにイチョウの根元は水で濡れており、懸命の消火作業が功を奏して全焼は免れたようではある。
洞の中には様々な供え物が置いてあり、参拝客がこの中に火の付いたものでも供えたのであろうか・・・・
過去にも火災に遭っているようで、その際には主幹も失ってしまったようである。
現在は樹勢回復の最中と見受けられ、主幹が折れた部分より細かい枝が伸びかけている状態で、もう50年もすると勢いは取り戻しそうな雰囲気だ。
ともあれ全焼を免れたのは不幸中の幸いであった。