市指定天然記念物

滝川のびゃくしん

昭和五十二年十月二十日指定

「滝川のびゃくしん」は、木幡神社北方の河岸段丘上にあります。そこは神社創建の地とされ、またビャクシンには神木としての伝承があり、地域の人々に愛護されています。
 木幡神社の縁起によれば、大化改新以前、中央政権によって地方官として任命された大伴(おおとも)氏が、安房に着任した時、平野の中央に館をたて、 ここを館野原とよび支配の中心としたといいます。そして着任地に氏神をまつり、これが神社のはじまりだとされています。
 このビャクシンの樹齢は八〇〇年前後、幹周四m、樹高十一m、枝張り東西十一m、南北十二mで、かたちのよい樹容をみせています。


館山市教育委員会


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滝川のびゃくしん



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滝川のびゃくしん
指 定 館山市指定天然記念物
指定年月日 1977年10月20日 
所在地 千葉県館山市山本2418
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項   
お勧め度 ★★★☆☆
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後すぐ
撮影日 2007年11月27日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周   4.43m    4.0m   4.72m
樹  高     16m     11m     15m
樹  齢  300年以上    800年   
実測詳細 地上1.3m地点を計測 

館山市街地の北のはずれ、山本地区にあるビャクシンの古木で、
木幡神社の御神木とされているが、その木幡神社からは約300mほど離れて立っている。
かつては境内だったのかも知れないが、現在では原野の中に一本だけポツンと置き去りにされたような格好だ。
しかし、その雰囲気がこのビャクシンにはお似合いで、非常に珍しいビャクシンの独立木と言えるだろう。
普通ビャクシンは海岸沿いを好む樹種であるが、最も近い海岸線からも3.5kmほど離れている貴重な存在でもある。
東側上部の枝が折れたのであろうか、バランスの崩れた樹形をしているが、これが逆に印象に残る強烈な個性のある樹形と言えるだろう。
ビャクシンの古木としては樹勢は旺盛で、お決まりの枯れて白骨化した枝などもほとんど目立たない。
南房総の暖かい気候がよほどマッチしているのだろうか。
沼のビャクシン」と並んで、房総ではお勧めのビャクシンである。


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