市指定天然記念物
沼のビャクシン


昭和三十六年十月二十一日指定

ビャクシンはヒノキ科の植物で、宮城県以南の本州・四国・九州の海岸地帯に自生しています。
「沼のビャクシン」は、十二天神社の境内にあり、 県内で最も大きなビャクシンの木です。幹周(地上1.5mの樹幹周囲)七.四五m、樹高は一七mあり、枝張り東西二〇m、南北二四m、 形のよい樹容をみせています。地上二ないし四mで十一本に枝分かれし、内一本は切断された跡があります。樹皮は縦に裂け、ねじれ上がっており、空洞もあります。 推定樹齢は約八〇〇年で、この木にはハゼノキ・イヌビワ・シロダニ・マサキ・トベラなどが着生しています。

館山市教育委員会

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沼のビャクシン




 

沼のビャクシン
指 定 千葉県指定天然記念物
指定年月日 1961年10月21日 
所在地 千葉県館山市沼443 十二天神境内
幹 周 7.5m                ※1
樹 高 17m
樹 齢 800年
解説板 あり                 詳細
樹勢等 ビャクシンの巨樹の中では、かなり健全な部類
特記事項    
幹周(実測) 6.8m 
樹高(実測) 11.5m 
お勧め度 ★★★ 
到達難易度                下車後すぐ
撮影日 2002年2月9日

館山市市街地から車で約十分。沼サンゴ層の案内板に沿って訪問するとすぐにたどり着けるであろう。
訪問した時期が2月だったため、周囲は房総半島の温暖な気候によってはぐくまれた菜の花が満開で、用法業者がしきりとミツバチの面倒を見ている最中であった。
ビャクシンは誠に健全な姿で立っており、これほどまでに成長したビャクシンの中では異例とも言えるほどの樹勢を誇っている。2mほど盛り土をした境内から垂れ下がる枝は、根元よりもさらに下へと伸びているほど。根元を埋められる以前の姿は、さらに雄大であったろうと想像される。
ここよりさらに上流には、これも県指定天然記念物の沼のサンゴ層がある。
関東の三大ビャクシンを決めるのであれば、神奈川の建長寺のビャクシン、城願寺のビャクシンと本樹であろう。
いまでも長閑な風景だったのを思い出す。

※1 環境省資料による
※2 現地解説板による

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