天然記念物 府馬の大クス一樹

大正十五年国指定

官報でクスと明示されているが昭和四十四年の文化財審議専門委員 ホンダ正次博士の調査にてタブノキの誤りであることが明らかとなった。
当時、俗にイヌグスと呼ぶことから種目を違え告示されたものと思われる。
タブノキはクスノキ科に属し暖地の海が近い所に多い常緑樹で材はやや堅く家具などに使われる。

樹 高 二〇メートル
根回り 約二七.五メートル
幹 囲 一二メートル
樹 齢 千三百年〜千五百年

元禄年間に大クス北側の枝が地上に垂れて根を張り子クスとなる。
付根は明治末に枯れて落ち今は別の木の様に見える。

昭和五十七年七月

山田町教育委員会
 

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府馬の大クス



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府馬の大クス
指 定 国指定天然記念物
指定年月日 1926年10月20日 
所在地 千葉県香取市(旧山田町)府馬2395番地 宇賀神社
解説板 あり   詳細を見る
樹勢等 良好
特記事項 日本最大クラスのタブノキ   
お勧め度 ★★☆☆
到達難易度 ★  下車後すぐ
撮影日 2006年12月12日
 環境省値  解説板値    実測値
幹  周   8.57m     12m    9.2m
樹  高     13m     20m     19m
樹  齢      不明 1300-1500年  推定800年?
実測詳細 地上1.3m部分を計測 

1993年当時に訪問した際に、幹周が10.3mとの結果を得ていたタブノキ。
その後数回訪問する機会があったのだが、計測することは敵わなかった。そして2006年の暮れに訪問した際、念願叶って計測することができたのだが、その結果が9.2mであった。
写真を見てお分かりのとおり、根の盛り上がった地点を含めるかどうかによってかなり大きさに差が出てしまうが、結局根を除いて計測した。石川県にある最大といわれている個体は数本の幹からなっており、9.9mと報告されている。(実測値も同じ)また、神奈川にあるこれも最大とされているタブノキは完全に株立ちで、除外しても良いと考えたい。
実の詰まった、迫力ある姿からすると文句なくこのタブノキが最大となるであろうか。
現在は香取市の観光のスポットとして開発が行われており、トイレの設置や、背後にあった畑は公園として整備されつつある。
かつては鬱蒼とした不気味な境内であったが、今はあっけらかんとして陽当たりの良い境内へと変身してしまった。
かつてのままの方が数段良かったのは言うまでもない・・・・


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