十和田市の高渕さんの連絡を受け、調査調査に赴いたカツラの巨樹である。
井戸股沢への林道はあるのだが、ほとんど整備されておらず、車でのアプローチは断念。徒歩で現地に向かうこととなる。
井戸股沢を徒渉し、道無き道をヤブ漕ぎしながら進むと、やがて大きなカツラの茂みが見えてくるが、これが井戸股沢のカツラとの初対面であった。
残念ながら株立ちのカツラで、1本のカツラとしては認められなかった。外観は大きな3本の株から成っている。
最大の株は9mほどで、これも条件が悪すぎて実測は出来ない。
唯一実測できたのが8mの株で、その他5mの株がある。
株に関係なく、カツラの全周をぐるっと測ると22.5mの大きさであり、このカツラの規模がお分かりになると思う。
カツラのある斜面を登り切ると、落差数十メートルはあるだろう素晴らしい滝が眺められ、もし遊歩道などを設置したならば、ここは新しい白神の観光地になることは間違いないであろうか。
まだまだ調べられていない地が多い白神。今後、沢筋の調査が行われたのならば、日本最大のカツラがゴロゴロと出てくるのではないかと、期待せずにはいられない。