奥入瀬渓流へと続く102号線沿いの小高い丘の上にあり、岩手の「長泉寺のイチョウ」とともに古来より全国にその名を知られている名イチョウである法量のイチョウが鎮座しています。
国道脇にはトイレ付きの駐車場も完成し、イチョウまでの50mほどの林道も舗装したりと、十和田市の力の入り具合がひしひしと伝わってくるようです。
保護や周辺の環境もほとんど問題はなく、理想的な環境の中に生育していると言えます。
このイチョウは全国にも珍しく、注連縄ではなく紅白の垂れ幕が巻かれており、初めて見る方は違和感を覚える方が多いようです。注連縄のほうが木にとっても見る側にとっても威厳があると感じますが、地元では長い伝統ゆえ、この方式を永遠に続ける意向とのこと。この紅白の幕が法量のイチョウの証なのだと言います。
ここは地元の方の意見を尊重したいところです。
北東北のイチョウは、ちょうど黄葉時期と積雪の時期が重なってしまうという避けては通れぬ難関があり、このイチョウも12年ぶりに2009年11月18日には綺麗な黄葉を見せてくれた。
しかし、そのまっ黄色の姿を見られたのもわずか一日限りで、20日には下半分が落葉してしまったとされる。
今回撮影できた黄葉した法量のイチョウのカット、意外と貴重なものなのかも知れない。