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切山の大杉




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切山の大杉
指 定 愛知県指定天然記念物
指定年月日 1968年11月4日
所在地 愛知県岡崎市切山町大ゾレ
解説板 解説板あり 
樹勢等 株の枝が枯れているが、樹勢は良好。
特記事項 枝振りが最大の特徴
お勧め度 ★★★★
到達難易度 ☆☆☆☆  下車後徒すぐ
撮影日 2016年10月23日
 環境省値  解説板値   実測値
幹  周 8.30m 8.50m 8.01m
樹  高 38m 38m 38m
樹  齢 伝承1000年 1000年   
実測詳細  

愛知県では清田の大クスと並ぶ名木の一本といえるであろう。
 このスギの最大の特徴は枝の下垂にあり、下部の枝葉ほとんどが下垂しており、一見枝垂れたスギのようにも見えなくもない。
 下に伸びた枝が地面に接触し、そこから新たに立ち上がって別株として成長しているのも特徴のひとつであろうか。
 解説板にはご丁寧にアシウスギ(ウラスギ)であるとの記述があるが、私はウラスギ云々はほとんど気にしたことはない。
 オモテスギでも地面に枝が触れたなら、そこから新たな萌芽が始まるし、ウラスギの代表選手である北山杉だって、素直に育つとまっすぐなスギらしい樹形になる。
 研究の結果、ウラスギだと思われていた個体がオモテスギだった研究結果もあるのだ。

 閑話休題、切山の大杉は枝の数が尋常ではないくらいに多く、下から見上げると壮観な眺めである。
 その下垂した枝がことごとく枯れているのも不思議な光景である。
どこかで見た光景だ・・・・・・・そう考えていたら、静岡県智満寺の十本杉のうち、
経師杉がまさに同じ樹形をしていたのに気がついた。
 枝の数は切山の大杉よりも圧倒的に少ないが、同じように枝の下垂傾向を見せるスギであることが分かる。これは一部太平洋側に特徴的なスギの樹形なのかもしれない。
 大スギの立つ場所も、ちょうど斜面と平地の境目、地下水が豊富で水はけも良好、日差しもたっぷりと受けており、幹線道路からも距離があり、周囲には建物もなく最高の環境である。
 道を挟んで向かい側には広大な駐車場も完備。何も気にせずに、長い時間スギを眺めて至福の時間を過ごせる素晴らしい場所である。


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