名古屋城には数度訪問しているが、ここにカヤの巨木があることは恥ずかしながら知らずにいた。
本丸の入り口にほど近いところにあるのだが、背が高いわけでもなく、見学を促す目立つ案内板も全くないため、カヤを見学をする人はほとんど見かけない。一般の観光客の方も、カヤの木のことを気にしていなければ見落としてしまうだろうか。
戦前は日本においても有数のカヤであったが、残念な事に昭和20年5月14日の空襲によって、半身を焼失してしまった。
現在は新しい幹が生長し、多数の枝葉を茂らせた状態で樹勢は決して悪くはない。見栄えはしないが回復途上の姿であろう。
今後数百年後生き続けるならば、かつての威厳ある姿を取り戻してくれるだろうか。