国道247号線の上畑交差点を東に折れ、行く手前方の左手に大きな樹冠が見えてくるが、それが観音寺の大樟である。
入り口がなかなか分からず、右往左往してしまう。見つけた道もまた、私の車では脱輪ぎりぎりの綱渡り状態であった。
なかなか雄大な樹冠を誇るまだまだ若々しいクスノキで、資料ほどの幹周はとても無く、苦労の末計測した値も7mには届かなかった。樹齢も400年前後と見たいがいかがなものであろうか。
もちろん幹周で優劣を決める気は更々ない。
この痛みのない元気な樹冠が、この樟の最大の売りでもある。
夏ともなれば、参詣者に憩いの木陰を提供していることは想像に難くない。観音寺と東海市の歴史を見つめてきた生き証人でもあるのだ。