天城の万三郎岳から十字路への下り、突然斜めの木が道を覆うように現れた。直径は約1.8mかな、高さは15m程度か、写真の前の馬の骨、実は小生、を目安に、大方の見当で計った。
山の案内書には、なにも書かれていないから、取り立てて大木というわけではないのだろう。しかし迫力は凄かった。街中なら、とっくに「注連縄」がついていると思う。

「この木なんの木」か肝心なことが分からない。「なんでもいいや」とにかく写真を見ながら、キャンバスに向かった。縦の迫力はとても出せそうもないので、横に上半分抜きの絵になった。本当はもっと緑が濃いが、板に描いたせいか、段々茶色くなってしまった。

もう一度、天城に行くことが、あるかもしれない。ただその時は、天城峠まで縦走路をとるか、あるいは逆に、登りきらないで途中でひき返すか、でそうなるとこの木には会えないことになる。
「よき地は、地図には記されない」(メルビル)
「馬の骨」さんは、私が二十才代の頃に勤務していた会社の先輩です。
その会社には野球部や山岳部があり、「馬の骨」さんは4番の強打者、私は補欠でした。山岳部では、私が少々リードして南アルプスなどへ一緒に行ったものです。将棋もやりましたね、そして、よく本を読まれる方でもあります。
そんな「馬の骨」さんですが、絵を描かれる事を私は最近まで知りませんでした。多才だったのですね。ご自分の絵を展示したHPはこちらです。
さて、「天城の斜木」ですが、私はシデノキではないかと睨みましたがいかが?
瀬川英二
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